深蒸し茶（ふかむしちゃ）とは茶の製造方法の一種です。


釜炒生茶葉から煎茶を造る最初の工程である「蒸し」の時間を、

1分から3分程度と長く取るものを深むし茶と言います。濃くまろやかな味わいに加え、

その濃い緑色と、甘味を感じるほどの味わいの柔らかさ、独特の涼しい香気が特徴です。

蒸しよりもさらに深く。。。菊川茶らしさがここにあります。

菊川茶とは。。

菊川市で本格的にお茶の栽培が始まったのは、鎖国が解かれた明治初期から始まります。

茶園づくりに取り組んだ開拓者たちの努力は百数十年のときを経て、

今や大規模な茶園へと大きく実を結びました。

遠州のからっ風と恵まれた太陽の光のなかで育つ菊川市のお茶は、アミノ酸をたっぷりと含み、

葉肉が厚いのが特長。この茶葉でつくる菊川の「深蒸し茶」はとりわけ風味が高く

これまで多数の賞を受賞しています。